へ、市松袋
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1ヶ月ほど前に、水口婉子先生の本に出会いました。 私がちりめん細工を始めた頃からの、目標であり、夢でもある、 『切り嵌め細工』のことが事細かに書かれていて、感動の1冊です。 ちりめん細工の古作の作り方も載っていて、 その手間にあ然としたのですが、 よし!私も!と作ってみたのが、この市松袋です。 何が手間って、接着芯の代わりに、和紙を裏張りします。 それも、一枚一枚のピース毎に和紙を切って、布に糊付けします。 糊もべたっと全面に付けるのではなく、薄い和紙の裁ち目にです。 縫うまでに肩が凝ってしまいました。 でも、水口先生がおっしゃる通り、出来上がりが違うんです! 継ぎ目も美しく、ぴしっと仕上がりました。 今までの作品の中で一番きれいかも! でも・・・80点です。 口布が、これ!って思う布じゃなかったんです。 本体にとんでもなく贅沢な黄色と水色の縮緬を使ったので、 完璧に仕上げたかったのに・・・。 口布も、黄色地に赤の小花柄という、本当に珍しい縮緬なのですが、 それだけにどっちもを壊してしまったような・・・。 う〜む、反省。 |