ぬ、女児一つ身袷長着 

 

説明: C:\newHP-2\images4\08000510 1089.jpg

       

去年(H19)の暮れからかかって、やっと出来上がりました。

ちょっと長くかかりすぎです。(^^;)

錦紗ほどシボがなく、かと言って平絹ほどつるっとしてません。

羽二重と言ったところでしょうか。

とても柔らかいので、針通りがよく縫いやすかったのですが、

お鏝の熱で伸びてしまったり、胴裏との釣り合いが悪かったりと、

私の未熟な腕では、まだまだ早すぎる布だったようです。

でも、

ふき綿を入れてふくふくと仕上がった小さな袖口や、

大きな袖底の丸み、ちいちゃな身八つ口に、短い衿下。

そして細い衿。

どこもかしこも可愛らしく、

初めからおしまいまで、とても楽しく、優しい気持ちになれる一枚でした。

 

平成205