ぬ、女児一つ身袷長着
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去年(H19)の暮れからかかって、やっと出来上がりました。 ちょっと長くかかりすぎです。(^^;) 錦紗ほどシボがなく、かと言って平絹ほどつるっとしてません。 羽二重と言ったところでしょうか。 とても柔らかいので、針通りがよく縫いやすかったのですが、 お鏝の熱で伸びてしまったり、胴裏との釣り合いが悪かったりと、 私の未熟な腕では、まだまだ早すぎる布だったようです。 でも、 ふき綿を入れてふくふくと仕上がった小さな袖口や、 大きな袖底の丸み、ちいちゃな身八つ口に、短い衿下。 そして細い衿。 どこもかしこも可愛らしく、 初めからおしまいまで、とても楽しく、優しい気持ちになれる一枚でした。 平成20年5月
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